赤羽自然観察公園は
森だけではないのが魅力なんですよ♪
以前は自衛隊の赤羽駐屯地だったので(正確には十条駐屯地赤羽分屯地)結構広い土地があるのですが今ではこういった森やサッカー場などもあって区民の憩いの場になっていますが、以前は謎の高い塀で囲まれた施設で(あくまで子供の頃のイメージです(笑))信号待ちをしていたら塀の内側で物凄いエンジン音が聞こえてきて【何が走ってんだ、ここ?】と思った事もあります。母とこの辺りを散歩した際に『昔は軍隊の貨物列車が走っていた』とも言っていましたが、確かに線路の跡地がこの辺りの公園にあります。赤羽から現在のナショナルトレーニングセンターまで線路があったそうで弾薬庫があったそうですよ。今は全然そんな感じではないですが生まれる前はそういうところだったんですね・・・どうりで変にデカイ施設がこの辺りに多いのかが分かりますね。
今は平和ですので自然観察公園内には古民家を移築したふるさと農家体験館がございます。ここはなかなか面白いところですよ♪
今の北区には森もほとんど無いですし昔の建物もほとんど無いんですよ。板橋区も同じですが子供さんたちにも知ってもらいたいと区でこういう施設を作っているのは素晴らしいですよね。
入り口に脚立があったのでなんだろう?と思って見ていたらコロナ対策の説明でした。実際のところここに大勢が急に押し掛ける事は無いと思いますのでそこは安心ですが、一応書いておかないと、ですからね。この時もパラパラと数名見学していましたので問題無かったかと思います。
中に入りますと『ここは北区か東京か?』と思うぐらいの旧家が建っています。何かしらのロケが出来そうな立派な建物です。
こちらは旧松澤家住宅という北区の指定有形文化財です。江戸時代の終わりごろはこういうおうちに住んでいたんですね。ちょっと憧れあるんですよね、旧家。
この日も結構暑い日でしたが風が通ると家の中は涼しいんですよね。絶対昼寝にピッタリだと思います(笑)展示物の一つとして畳で寝ていてもワンチャンバレないんじゃないか?とも思いますが着物着てこないとですね(笑)
昔は暑いと言っても今みたいな熱中症でヤバイみたいな熱さではなかったんだと思います。風が流れればそれなりに涼しかったんだと思うんですよね。江戸時代にいないので絶対ではないですがアスファルトも無いしエアコンの室外機も無ければ水を撒くだけでそれなりに気温が下がったでしょうね。何か見ていても涼しげです。
公園の中にある古民家ですがちゃんとかまどがあります。かまどは結構最近まで同じ形だった、という話を聞きましたがガスが普及するまでは大体こんな感じだったんだと思います。ここ100年ぐらいで急激に進化したものの一つなんでしょうね。
ここの古民家は馬屋も付いています。北区に以前はこんな家があったんですね・・・。馬が走っていたかと思うと不思議な気分になります。
今は必要ないものかもしれませんが、古民具ってなんかいいんですよね。意外に機能的だったり逆に不便だったりと道具の進化を感じられるのが面白いです。ああ、プラスチックがあれば・・・とか思うと素材による進化っていうのは凄いですよね(笑)
茅葺屋根っていいですよね。作るのは大変なのはよく分かります。基本的に板でも屋根って何とかなりますがこうやって植物を重ねて屋根にするっていうのはエコですしボリューム感からして凄いですよね。結構この断面が好きです♪
メンテナンスが大変だと思いますが、こういう古民家に住んでみたいんですよね。冬は寒そうですが自然と共に生きる感じがして好きなんですよ♪
外に出ますとあじさいが咲いていました。
今年はあじさいの名所に行く、という感じではなかったので少しですが撮影出来て良かったです。何となくあじさいを見ると6月なのを実感しますね。
晴れた日のあじさいも意外にキレイですね。
大きな公園なので空が広く見えます。この辺りは意外とアップダウンがある地形なので場所によってはこんな感じで空が開けます。
近所ですが試し撮りで行くにはちょうど良い場所でしたね。落ち着いたら人の少ないところにまた遊びに行きたいと思います♪