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会津武家屋敷を見学、その2。

さすがに家老のお屋敷ですと
今でも物凄い豪邸ですよね。

古い建物、特に明治時代より前の建物ってかなり少ないですよね。その間に地震や戦争がありましたから強度的な問題というより壊れちゃった、というところも多数あると思います。地方だと空襲が無かったかもしれませんがそんなに大きな建物は無かったでしょうからね。ここは会津藩のお城があった会津若松ですのでこういう建物もあったわけですよね。逆に鶴ヶ城は昭和になってから建てられたものですからね。お城は明治時代になった時に『壊そう』という雰囲気になって多くのお城が壊されました。もちろん昔ながらの建物が残っているものもいくつかありますが、明治時代においては『何か古臭いよね、お城って』となったんじゃないかな?と思います。一回壊すと直せないので文化財って結構大切にしていきたいですよね。

初めて来た、と思いますが(覚えてないで連れてこられた事があるかもしれないですが)何となく見た事のある建物でした。多分大河ドラマなどでよくみるつくりの建物なのでそんなに違和感を感じなかったですね(笑) 

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こういうお屋敷って大きな門があって、内側に少し広場がありますよね。大体攻め込まれる敵に対して門を閉め、内側では槍を持って戦いに備える、みたいなシーンを見ますよね。今の家では門ってそんな防御として使わないですもんね。丸太持って突進とかしないと開かない門って時代劇以外で見ないですから(笑)
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それでは入り口から見学させていただきます。・・・何か誰かいますよね?
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近づいてみますと人形でした。こういう歴史的建造物ってリアルな人形が置いてあると何となくおっかないですよね(笑)リアリティが出るのですがとにかくおっかない(笑)ここは修学旅行生なども見学に来ますので夜怖い夢を見たりしそうで心配です。
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時代劇だとこういう玄関でのやり取りってほぼ無いですからね。大体入ってきたと思ったら偉い人のいる部屋に通されますよね。もしくは部屋に先に入っているところを横から出て来るとかで、入り口でのやり取りなんか細かくやっていたら話が進まないですもんね(笑)変な話ですが普段の1日の様子をずっと流す、みたいなドラマも見てみたいですね。
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やっぱりここは正式な玄関としてあるみたいですね。人によっては勝手口から入ったりとかあるはずですもんね。大体門番がいるのでなかなか用もないのに入れないですもんね、猫侍では門番に文字通り門前払いされてましたもんね(笑)
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このぐらい立派な家老屋敷っていうのも珍しいですね。格の高い人でないとこんなデカいおウチに住めないですから。結構豪農みたいなおうちって残っているのはよく見ますがお侍さんのお屋敷は珍しいです。建物で280坪って全然ピンと来ないですもんね。
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基本的に建物の外から見学するタイプの展示ですが、中を歩けると痛みも早いですからね。むしろ外の景色の方が雰囲気があっていいですね♪
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床が高いのはやっぱり湿気とかの対策ですかね。普通の家だと部屋の中って外とほぼ同じぐらいの高さですが、階段4段分も高くなっているのは偉い人のおうちだからでしょうね。床下も空気が抜けるようなつくりになってますね。
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こうやって建物を見ていると江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。
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ただ、たまに現在に引き戻されます(笑)ここは八重の桜でもロケに使用されたそうでその映像が液晶TVで流されていました。ああ、ここは令和の時代ですね(笑)
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とにかく大きな建物なので外からでも色々見学が出来て楽しいです♪