カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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会津武家屋敷を見学、その8。

見ごたえのある会津武家屋敷ですが
お屋敷だけでは無いのが凄いです。

陣屋のところにはお庭があって、ちゃんと手入れされているキレイなお庭でした。こうやって展示される事で収益を得て、そのお金で手入れが出来るというのは文化財の残し方として凄く正しい姿ですよね。ここにこういうものが無かったら修学旅行生の見学場所が鶴ヶ城一辺倒になってしまいますし、かといって県や市の財源だけで運営していく事になるとそれも何か違う気がするんですよ。うまくやっていくには収入と支出がバランスよくなっていないといけないですもんね。ここ手入れしたり掃除したりするだけでも結構キツイと思うんですよね。木だから修繕も必要ですし材料も準備しておかないといけないですからね。大人なのでそういう考えなくてもいい部分まで想像してしまいました(笑)

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茅葺屋根ってふき替えるだけでも大変ですからね。でもこうやって雑草とか生えちゃっている姿も結構好きです。こういうのセットで作る事になると大変ですからね。ふき替えてから年数が経っているからこそ出てくる味ですよね♪
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ここには茶室もあります。書いてある内容を見ますと元々は鶴ヶ城にあった茶室を移設したのですが、そこを再現している茶室との事です。なので実際の建物ではないですが元の建物を再現して建てられている、という事ですかね。実際の建物も戊辰戦争では焼けなかった、と書いてありますので昔の様子を確認する事が出来たんだと思います。
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江戸時代のお殿様が千利休の子を呼んでこの茶室を作らせたみたいですね。バリスタ日本チャンピョンのご子息にコーヒーショップを作った、みたいな感じですかね?無理に現代風にしなくてもよかったですが(笑)
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茶の世界はわびさびですからね。豪華すぎてもダメ、質素すぎると何となくダメという難しいバランスです。でもダメージジーンズもプラモデルのウェザリングも同じような発想だと思いますのでダサいとやり過ぎに注意して渋いスペースを作る事が重要だったんだと思います。いつの時でもセンスは大事ですね♪
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茶室にしては結構大きいかもしれないですが、結構コンパクトにミチッとまとめてあるのが重要ですよね。この茶室もそういうセンスのあるサイズだと思います。
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もちろん茶室を語れるほどのセンスは無いので少し見学して移動しました。この日は平日でしたのでやっていませんでしたが天ぷらまんじゅうが食べられる売店もありました。お饅頭を天ぷらにしたものは会津を含む福島県のスーパーで総菜として販売されていますが、あれ、何で美味しいんですかね?(笑)メチャメチャ美味いので福島にお越しの際はぜひどうぞ♪
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売店の横に階段があって小さな神社が見えます。
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こちらは会津天満宮という事で元々西郷頼母邸内にあったそうです。移設した際にこちらもここへ移設したそうですね。
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まあ、神社は大丈夫かな?と思いまして見学はこのぐらいにし売店へ向かう事にしました。写真は撮っていませんが歴史資料館などもあって結構な見学量でしたよ。
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勉強は結構しましたので今度はお土産を学びたくなりました(笑)
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ここの売店はかなり規模が大きくて見ごたえ買いごたえがあって楽しかったです♪