カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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会津武家屋敷を見学、その6。

会津武家屋敷ですが
園内を見学するだけで結構歩きます。

家老のお屋敷が移設されている、と見ていましたが住んでいる建物以外にも部下の人たちのための建物もあるみたいなんですよね。確かに普通の人が家老のお屋敷に入って何かするっていうのはほぼ無いでしょうから執務的なもののために建物が必要になりますよね。もちろん警備にも人は必要ですしその人たちの居場所も必要ですからね。そう考えるとお殿様以外にもこういうデッカイおうちに住む人が出てくるわけなんですね。そういう事、あんまり考えた事無かったですから(笑) 

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また別の建物なのか、それとも先ほどまでの家老屋敷とつながっているのかよく分からないぐらいの規模の建物が蔵の横にありました。ここは奥玄関になっているみたいです。もうデカ過ぎてよく分からないです(笑)中も迷路だと思いますが外もなかなかの迷路ですよ(苦笑)
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後で見取り図を確認するとここは女中の部屋みたいです。確かに女中さんも部屋が無いと働けないでしょうがこちら側は執務というより生活のための場所になっているようです。
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台所の前には洗い場ですかね、井戸があったりします。台所のそばに水が無いと大変でしょうからね。
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台所も広いのですが配膳用の部屋などかなり大きいですね。ここには調度品なども展示してありますが、実際の台所の部分は売店になっていました。急にお土産が販売されていて『うおっ!』と思いましたが見学の子供たちならキーホルダーをつい買ってしまいそうですね(笑)会津武家屋敷のお土産屋さんは学割商品がたくさんあって子供たちがお土産を買うのにお得ですし便利になっています。結構何買っていいか分からないので時間ばっかりかかる、なんて事もあるでしょうからね(笑)
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結構色々な部屋がありましたが、こちらは家老屋敷に来たお侍さんのお付きの人を待たせるための部屋との事です。やっぱり士農工商という身分があるので士分以下の人はここで待て、みたいな感じになるみたいですね。今ではあんまり感じない身分制度ですが江戸時代にはやっぱりあったんですね。でも畳の上に火鉢的なものが置いてあるのに優しさを感じますね。会津の冬は寒いですから。
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そして警備を担当していたお侍さんが生活できるような長屋も併設されています。こういうの、皇居で江戸城にもありましたね。
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やっぱり急に招集がかけられたりもする事を考えると社宅みたいなものが必要ですよね。でも、曲者は夜出ていただきたくないですよね。ふんどし一丁で飛び出すわけにはいかないですから(苦笑)基本的に江戸時代は平和でしたから大丈夫だったと思いますが世の平和がどのぐらいだったのかによって緊張度が変わるでしょうからね(笑)
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ここには駕籠部屋という、文字通り駕籠を入れておく車庫みたいなのがあったんですね。説明書には【家老でも特別な理由が無ければ乗っちゃダメ】と書いてあります。なんだよダメなのかよ!となりそうですが基本は歩きで移動しないと足がなまりますからね。こういうところはしっかり考えられてるんですよ、人ってすぐ楽しちゃうところありますからね(笑)
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長屋ですから屋根がつながっていて外に廊下があるつくりです。これなら急ぎ出かけるにしてもササッと飛び出して来れるようになっていますね。
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独身者用の部屋、みたいな展示もありましたが何か寂しかったので割愛します(笑)