カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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会津武家屋敷を見学、その7。

会津武家屋敷ですが
家老屋敷でまだ半分ぐらいです(苦笑)

家老屋敷のゾーンから移動してきまして別の建物があるエリアに移動します。ここは鶴ヶ城の西側にあります。会津若松は盆地なので周囲を山に囲まれているので市内は平地ですが周囲の山に登ると市内が見渡せるようになっています。まあ、そのせいで夏暑いんですけど(苦笑)ここが福島県の中でも大きな都市になっているのがよく分かります。白虎隊で有名な飯盛山もこの盆地が見えるところで、山からお城が燃えているのが見えて『もうダメだ』となったわけですが、これは早とちりで実際まだ城は燃えてなかったんですよね。山からお城からの距離を考えると肉眼でちゃんと見えるのかな?とは思っていましたが、ここ会津武家屋敷からも同様に鶴ヶ城が見えるとの事です。 

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周囲を囲む柵の中に【鶴ヶ城展望処】と書いてある場所があります。ここだけ柵があいていますのでお城が見えるのでしょう。
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最初見たところ『アレ、どこ?』と思いました。近くの家は見えるのと何かビルっぽいものは見えるのですがお城じゃない気がします。
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カメラのズームを使ってもお城は見えません。どうもしゃがまないと見えないみたいでこの写真を撮った後しゃがんだら見えました(苦笑)見えてもかなり小さかったので見間違う可能性は大いにありますね。飯盛山はここより少し北に行った場所にあるので余計小さかったと思います。一説では煙でも無くて湯気だった、なんて話もあるぐらいなので肉眼で判断するのは危険だったでしょうね。望遠鏡とか双眼鏡が手軽にあれば遠くのものを見る事が出来ますが、そういうの持って出陣出来なかったでしょうからね。今みたいに電話したり、Twitterで【鶴ヶ城 状況】で検索したり出来ればこんな事無かったんですけどね(泣)
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先に進みますと案内板がありました。ここまでこういうのが無かったのでどのぐらいの規模なのかイマイチ分かっていなかったのでありがたいです(笑)
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この案内板を見ますとまだ先にも建物がいくつかあるみたいです。ここは結構コスパ高いですよ、ホントに。ウォーキングとしてもかなり歩いた気がしますからね(笑)
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この先は矢吹町にあって移設された中畑陣屋が展示されているそうです。矢吹町は白河と須賀川の間にある街ですので東北に向かう街道沿いにあったんだと思います。実際に新幕府軍もこちらの白河ルートと日光を抜ける会津西街道ルートの2つで進軍してきた、と以前見た気がします。結局白河城二本松城が落城した事によって会津若松へ進軍していくのですが、山を抜けて行かないとここには来れないので苦戦したんだと思いますね。
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江戸時代は陣屋として使用され、その後は住居として使用されたそうですがくしくもアオキの生まれた昭和49年に現在の所有者が譲り受けてここへ移設する事になったみたいですね。逆に言えば50年近く前は普通に家として使っていたのが凄いです。
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先ほどの家老屋敷ほどでは無いですが、こちらも立派な建物ですね。
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何かこういう玄関も時代劇で見た事がありますね。ロケで使われたりここを参考にしたセットが組まれたりしたのかもしれないですね。
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いつの時代の物かは分からないですが、石で出来たお風呂などもありました。
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 建物の中には古い囲炉裏や家具などもあって歴史を感じますね。
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さすがに家老屋敷のデカさから考えると陣屋はそこまで大きくないですね。これでもどこかに展示してあったら大きいな、と思うのでしょうがさっきまで物凄いデカさの屋敷を見た後だと若干残念に感じますね。贅沢はするもんじゃないです(苦笑)
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掃除の事を考えるとこのサイズでも大きいかな?と思うぐらいでしたので変な安心感はありましたね(笑)
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こういうのはやっぱり大人になってから見るとまた違うもんですね♪