やっぱりバンドに関しては
壊れたまま使えないですよね。
G-SHOCKは基本的に丈夫です。他の時計に比べてもよっぽどの事が無い限り壊れたりしないのが魅力なのですが強い、のは基本的に本体、時計ユニット部分の事でバンドやユニットの周りのベゼルに関しては古いものだと破損している事がございます。古いモデルをお持ちの方でベゼルがボロッと割れていたりするのは加水分解が原因です。ざっくり言えばポリウレタンなどに水分が入って脆くなってしまう現象です。ですのでG-SHOCKもそうですしハイテクスニーカーなども同様にボロッとなります。まさか20年ちょっと前に流行ったものが加水分解のせいでボロッとなるとは思っていないですもんね。お気に入りだったシャック1も加水分解で捨てたのを思い出します(笑)加水分解をしてい無いモデルでもG-SHOCKに関してはバンドが傷みやすいですよね。時計のバンドは常にテンションがかかってしまいますから外す時などに力がかかって亀裂が入ったりします。そうなると接着剤とかで何とかするわけにもいかないので新品のバンドと交換する事になります。
今回は先日電池交換しましたGW-M850のバンド交換を行います。こちらはまだ新品のバンドが売っていましたので良かったです。古いモデルだとバンドが売っていない事もありますのでそうなると『うーん、このままでいいか』となり、あんまり使わなくなる事が目に見えています(苦笑)せっかく動きますのでたまには使ってあげたいですもんね♪
では現在の状態を見てみましょう。こうやって見ると別に問題無さそうですよね。
でもバンド留め、遊革なんていうのですが引っ張ると裂けめが分かりますね。
この状態で使っていると急にポロッと外れてしまいベルトがビローンとなって何だかガッカリします(笑)結構他の部分もテカリが出ていますのでいいタイミングですね。
G-SHOCKのバンドは大体2000円から3000円ぐらいで販売されています。型番で検索するとアマゾンや楽天で見つかります。もちろん古い方だと売って無かったり、金属バンドだと『うへー!』というぐらい高価だったりもします(笑)一度型番で検索してから考えた方がいいですよ。
まずはバネ棒で止まっているカバーを外します。ここは比較的簡単に外せます。
カバーが外れたらバネ棒も外します。こちらは押し込めば外れます。
このままではバンドは外れないのでベゼルに付いているネジも外します。
ネジは左右に3つずつ付いていますがバンド固定は端の2つですので左右4か所のネジも外します。
ネジを外したらバンド自体を引っ張るとカンタンに外せます。
ここで新しいバンドを用意して外した時と同じようにはめます。上下だけ間違わなければ難しい作業ではありません。
今度はバネ棒を差し込みます。ネジから留めるよりはバネ棒が先の方がいいでしょう。
バネ棒が入ったら今度はカバーをはめます。片方のバネ棒をひっかけてから逆側のバネ棒を押し込めば簡単に入ります。カバーには向きがあるのでさかさまにならないようにだけご注意ください。
バンド交換は新しいバンドだけ買っておけばそれほど難しい作業ではないですね。普通にバネ棒だけで固定するタイプですと社外品を買った時に穴がズレていて苦戦する事はあります(笑)このモデルはカンタンなので初心者にもおすすめですよ♪
無事に交換出来ました。これで普段使いにも利用出来ますね♪
電池交換して動く時計に関しては出来るだけ使ってあげたいと思っているのでこういうちょっとした出費がかさんで新品変えるんじゃないか?みたいになる事もあるのですが(苦笑)カメラと一緒で中古の方が好きなんですよね(笑)