上司の時計シリーズ第二弾ですが
電池交換は出来ませんでした。
よく電池交換しているG-SHOCKは大体裏蓋をネジで留めるモデルが多いのでしっかりしたプラスの精密ドライバーがあれば簡単に交換出来るのですが裏蓋を回して外すスクリューバックタイプは専用の器具を使って外す必要があります。今回は前回も少し苦戦しましたが上司の持っている時計の電池交換を行いましたが結果的に失敗してしまったので同時に依頼されていたバンド調整だけ完了しました。
INDEPENDENTはシチズンのオシャレ時計ブランドです。G-SHOCKが流行っていた頃からあるブランドでみんなと一緒はイヤ、という人は持っていましたね。レトロフューチャーなデザインが多く以前はデジアナモデルもあったのですが今はシンプルなものが多いですね。
今回はそんなインディペンデントのクロノグラフの電池交換とバンド調整を依頼されました。
前回電池交換を行ったモデルとの違いですが、今回のモデルはクロノグラフのデザインがちょっと違いますね。色味はブルーで同じです。
アレ、どっちがどっちだったっけ?と思うぐらいですが前回は左の時計の電池を交換しました。パッと見わからなかったぐらいです。
なんで似たようなモデルがもう一つあるのか?といいますと気分によって変えるという事もあると思いますがちょっとした切実な理由があります。
上司もフリマサイトで購入したそうですが、最初に交換したモデルはバンドがギリギリだったので延長用のコマを探していたそうです。そうしたら本体ごと買った方が安かったのでもう一つ購入したそうです(笑)これはメタルバンドの時計あるあるだと思いますが中古で買ったメタルバンドの時計って大体コマ詰めがしてあって買ったのはいいですが付けてみたら拷問みたいになるパターンです(苦笑)この状態を解決するには購入時に外したコマを戻す必要がありますが、コマって専用なので売っていても高いんです。で、フリマサイトで探しているとコマ付きの時計を買うのとコマだけを買うのが同じぐらいになったりするので『ええい、時計ごと買おう』となります。まあ、ちょっとだけ時計欲しいのもあると思いますけど(笑)
今回購入した時計には4コマ付いていましたので2つの時計に2個づつ追加して長さを延長する事になりました。
では延長用のコマを追加してもらう事にしましょう。まずはバンド部分の留め金にあるバネ棒を外します。
このタイプのバンドはピンを叩いて押し出す事で外します。今回は2つの時計で2コマ分を追加なので各時計の上部と下部に2個づつコマを入れていきます。
バンドを外しますと金具部分に【どっち向きに外すよ】という矢印が書いてあります。この向きが重要で矢印を下向きにした状態で上のピンを叩くと割と簡単に外れます。
ピンを叩くのにはピンと同じ太さの工具を当てて外します。この黄色い台は穴が開いているためピンが下の穴に出てくるようになりますので便利です。
とりあえず箱に入っていた4コマを分解して1コマずつにします。ピンは無くさないようにしておきます。
後は外して入れての繰り返しです。前回電池交換したモデルは無事コマを追加する事が出来ました。
今回持ってきた時計も電池が切れていましたので電池交換の準備をします。スクリューバックを外す時にはバンドをあらかじめ外しておいた方がバネ棒の変形などが無くて良いと思います。
一応動いていないか確認します。動いていたら前回変えた方を開けてしまう可能性がありますからね(苦笑)
こちらを固定器具にセットして蓋を外します。
固定して専用の器具で裏蓋を外そうとしますが硬くて動きません。何度か向きなども変更したのですがかなり硬くなっているようですね。
ある程度試しましたがこれ以上やると時計を壊してしまうので止めておきました。変な話ですがムリだったらプロに任せるのも重要な判断です。とりあえずバンド調整は出来ましたのでお役には立てたと思うのでよかったです。