カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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INDEPENDENT BR1-412-71の電池交換。

G-SHOCK以外にも
もちろん電池交換出来ます(笑)

 

職場の上司からネタとして時計の電池交換を依頼されました。その他掃除なども行っていいよ、と許可をもらいましたのでガッツリやってしまいましょう♪

今回お預かりしました時計はINDEPENDENTというブランドの時計です。このブランドも結構長いですよね。G-SHOCKが流行った頃にも奇抜なデザインだったりライトが光る作りだったりで欲しかったのを覚えています。デジアナモデルが有名ですが今回のモデルはシンプルなクロノグラフです。

independentwatch.com

裏蓋はスクリューバックですので何もなければカンタンに開けられると思います。ではパッと見キレイですが金属バンド部分などには汚れがありますので掃除いたしましょう。まずは食器用洗剤と歯ブラシで大まかな汚れを落とします。 

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これで見た目にあった汚れはキレイになりました。メタルバンドはここからが本番です。許可をもらっていますので超音波洗浄機にドボンいたします。
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バンド部分に手油みたいな汚れがありましたので結構出てくるかな?とおもっていましたが予想以上に油のような汚れが出てきていました。これはやって正解でしたね(苦笑)
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これで掃除は完了、見た目にも見えないところも汚れが取れたと思います。
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メタルバンドは結構見た目ではきれいでも隙間に汚れが入ってしまい何かのタイミングでニオイなどが気になったりします。こういう奥に残った汚れまで洗浄出来るとキレイに保てるので超音波洗浄機はやっぱり持っていたいところですね。もちろんこのタイプでしたらバンドだけ外して洗浄するのがベストですが、上司は欲しがりなのでドボンの画像を撮っておきました(笑)
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掃除が終わったら今度は電池交換です。スクリューバック用の工具を使って蓋を外します。工具を持っていればそれほど難しくないですよ♪
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こういう3つの突起をスクリューバックの蓋についている溝へ差し込んで回します。幅などは調節出来ますのでサイズに合わせてグッと回します。
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スクリューバックの時計には必ず蓋のところに6個の溝が付いています。このタイプにこじあけ式の器具は使えないのでご注意くださいませ。
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まず3つある突起部分の2つを合わせて固定します。この後本体の軸が回るようになっているので3つ目の突起を固定してグッと回します。
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裏蓋の溝によってはこの突起を交換する必要がある場合もありますが、大抵はこのタイプの突起であれば蓋を回転出来ます。
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一回試してみましたがかなり硬かったので一度バンドを外して固定器具を使い動かないようにします。基本的にジャムの瓶を回すのと同じ仕組みなので瓶(時計部分)が滑らないように固定するイメージです。この状態で上から突起を押し付けて柄の部分の端の方を持って回します。柄の端の部分の方が大きな力がかかりますのでゆっくり様子を見て段階的に回してみてください。ちなみにちょっと動けば後はカンタンです。
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何とか裏蓋が外せました。電池はカバーの下なのでピンセットで外します。ここも無理に外そうとすると時間を合わせる部分の竜頭が曲がったりしますので注意してください。
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カバーの下にはSR621SWが入っていました。多分このサイズの電池は持っているはずですので良かったです。最近の時計の電池はAmazonか100円ショップで手に入ります。いい時代ですよね(笑)
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以前まとめて買っておいたストックがありましたので交換します。電池の交換ですが大体何か止まっている部分がありますので押し込むと電池が外れます。ユニットによって変わりますので虫眼鏡などで確認してから外してください。
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電池を交換した後にはマイナス接点と電池の部分をドライバーなどでショートさせておきましょう。交換しても動かない場合などはこのショートをしていない可能性がございます。もちろんそのまま動く事もありますが表示がズレたりすることもあるので忘れないようにしておいてください。今回は耳で作動を確認しましたが、固定器具などをつかわなければ画面表示の確認とボタン動作の確認はしておけばまた蓋を開けなおさなくて済みますよ。
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無事電池交換が完了しました。もちろんユニットの故障などがあれば電池を変えても動かないので今回は特に故障も無くて良かったです。
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ちなみにバンドを外したら接続部分が結構汚れていたので別途洗剤でキレイにしました。ちょっと横着しましたが基本は全バラシして清掃が基本なんですよね(苦笑)