仕事では無いですが
特技は時計の電池交換です(笑)
以前にも時計の電池交換が得意、という内容をブログに書きましたが上司が電池切れでいらなくなった時計をあげる、と言われまして3つもいただいちゃいました。どれもゴツめなカッコいい時計です。
とりあえず1個ずつチェックして開けていきましょう。
1つ目はBAILLY BOLD(ベイリーボールド)と書いてあるクロノグラフです。
2つ目はPULSAR(パルサー)のクロノグラフでこちらはセイコーの海外ブランドです。
3つめはSECTOR(セクター)のアラーム付きクロノグラフです。
SECTORってかなり高級ですよね?あと自分で電池交換していいのか若干不安です(苦笑)防水が効いている時計に関しては気圧室などで交換をするので自宅でホイホイするものではないですけど多分試されているんだと思いますので遠慮なく交換させていただく事にします(笑)
バンドの留め金を外して裏蓋を見ますとスクリューバック式になっていますね。普通の時計は貝を開けるみたいな開け方をするのですが、防水がしっかりしている時計は基本的に裏蓋がネジになっていて回して開けるようになっています。デザイン的なものもあると思いますが、裏蓋の形状が今まで見た事の無い形です。溝みたいな部分に器具をひっかけて回しますので溝が多い方が実は作業しやすいです。ですのでこれはそんなに難しく無さそうですね♪
スクリューバックタイプの電池蓋を外す際にはこういう器具を使います。ピンの部分を先ほどの溝に合わせて回しますと意外と簡単に蓋が外れます。蓋の溝が浅いと引っかかりが無いので回しにくいのですが、今回のように溝も深く数もあるので固定しやすいですね♪
ピンは3本ありますのでまず上部の2つの幅を調整して溝に引っ掛けます。その後、この器具は持ち手の部分を回すことで下部のピンが上下しますのでこちらも溝に引っ掛けます。固定が出来ればそのまま蓋を外す方向に回していきますと裏蓋は外せます。
蓋を開けますとこんな感じです。SR936SWという、比較的大きな電池が入っています。普通、っていうのも無いですがSR927SWが多いですね。この3桁の数字は最初の9が円の大きさを、あとの2桁36が厚みを表しています。時計に使われている電池は最初の一桁が6か9が多いですね。ただこのサイズはストックが無いので取り寄せておきましょう。時計の電池交換は開けてからでないと電池の種類が分からないのでたまにこんなこともあります(苦笑)
とりあえずこちらは再度蓋をしめておきましょう。次にBAILLY BOLDを開けてみましょう。こちらもなかなかのゴツさですね。
先ほど写真は無かったのですが、時計の電池交換をする際にはバンドが輪になっていると作業が出来ないため金属バンドの留め金を外しておきます。バンドと留め金がつながってる部分のピンを押し込むと外れますので一旦外しておきます。
こちらは一番オーソドックスなスクリューバックですね。このぐらいの溝があれば十分外すことが出来ます。こちらも3つの溝にピンをひっかけて回します。
こちらはオーソドックスな感じの中身ですね。電池もSR926SWですのでこちらは手持ちもあり交換が完了しました。個人的には一番やりやすいですし頼まれてもちょちょいのチョイで作業完了なので安心出来るタイプですね(笑)
次はPULSARを開けてみましょう。こちらもセイコーの海外ブランドでしたらつくりもしっかりしているはずなので安心ですね。
こちらも一度バンドの留め金を外します。こういう時計の良し悪しというか、いいものかどうかを見極める際にはバンドの処理があげられると思います。ちゃんと角を丸くしあげてあるバンドは良いメーカーの物です。以前安物、いやあれは多分偽物だったと思いますが、バンドの角で手が切れそうなぐらい鋭利でザラザラしているものがありました。そんな時計、怖くて付けられないですよ(苦笑)PULSARのバンドはなめらかで安心のバンドです。買って問題無いですよ♪
こちらもオーソドックスなスクリューバックです。ササっと開けておきましょう。
中のムーブメントにSIIのマークが入っていますね。これは安心です。
ムーブメントは開けてみないと確認出来ないですからね(笑)先ほどのBAILLY BOLDにはMIYOTAのムーブメントが入っていました。
0S60、と基板に書いてあるのでこちらのムーブメントですね。
一応ですが、こんな事知らなくても問題無いですから(苦笑)
PULSARはSR920SWでしたので、こちらも電池待ちとなっております。
時計の電池交換ですが、やっぱり趣味ですから変な知識まで身についていますね(笑)3つともなかなか良い時計ですのでたまにつけようと思いますが、最近デジタル時計が自分の中でブームなのでしばらく寝かせておきましょう(苦笑)