カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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父が亡くなりました、その1。

こういう話は
いつも急なものですよ。

 

先日、父が亡くなりました。こういうのは仕方のない事ですし色々思う事もあるのですがとにかく悲しい、の部分よりもやらなければいけない事が多くて非常に大変でした。普通、葬儀についてそんなに詳しく無いですしどんなことをしなければいけないか自体をあんまり分かっていないんですよね。でも葬儀ってある意味必ずやらなければいけない事ですからどなたかの参考になればいいかと思いブログに書いておくことにしました。実際どんな感じだったのかも含めてご覧いただければ幸いです。

その知らせは日曜日の夜にありました。元々長患いをしていて入院中でしたのでこれまでも何度か病院へ急に行かないといけない事もあったのですがこの時は相当ヤバいとの事で覚悟してほしい、との内容でした。念のため急いでタクシーで病院にも行きましたが昨今のコロナ禍でPCR検査を受けないと病室に入れないのでこの日は行っただけで戻ってきました。

月曜日になって朝は連絡はありませんでしたので仕事をしていたところ、お昼になって病院から再度連絡があり至急来てほしいとの事でした。仕事を早退してまたタクシーで病院に急いで行きましたがとりあえずPCR検査を行って3時ごろやっと病室に入ることが出来ました。肺炎を起こしていて非常に厳しい状態との事ですが、見守る事しかできませんでした。母と兄も面会出来ましたが、ずっとここにいるわけにもいかないので一旦帰宅する事になりました。汗だくでしたのでシャワーを浴びてちょっと休んでいたところ、再度病院から連絡があり、もう一度タクシーで病院に向かったところ、すでに旅立った後でした。

まあ、こういう事はよく聞くと思いますが、ここからが現実的なところになります。このご時世なので病室には2名までしか入れないため兄と交代で一旦外に出ました。ああ、亡くなったか・・・と寂しくなりましたが、とりあえずやらないといけない事があります。葬儀社に連絡し今後の段取りが必要になります。リアルな話、亡くなった父を預かってもらう必要がありますし葬儀や火葬などの準備も必要となります。ですので没後30分後ぐらいからリアルな段取りが必要となります。親戚の葬儀の際にもお願いしている互助会の電話番号を母が持っていましたのですぐに電話をし、安置所の手配をしました。病院にも霊安室はありますが数が少ないので出来る限りすぐの移動をお願いされます。今回は斎場にある安置所へ移送出来る事になりましたのでお迎えの車が到着しました。まあ、そこまでに2時間ぐらいお時間がかかっています。あんまり気にしたことが無いのですがいざという時に連絡が出来るような葬儀社を用意しておいてもいいかと思います。24時間対応してくれるので、こういうところがあると助かりますね。病院でも葬儀社は案内してくれるみたいですよ。

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亡くなったのが20時ぐらいで1時間ちょっとぐらいでお迎えの車が到着しました。もちろん普通の車では移動出来ないのでデッカイ車が霊安室のところに到着しました。

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この日は斎場の霊安室でお預かりしていただき、いったん帰宅する事になりました。家に着いたのは23時過ぎでしたがこれからやる事もありますからね。まずお寺にも連絡しないといけないですし友引があると日程も変わりますからね。2日間で3往復していますし結構疲れましたがなんだか寝られませんでした。そういうのは仕方ないですがこれから色々と作業が発生しますのでしっかりしないといけないですね。ちなみにお迎えが来る間に職場など各所に連絡するなども必要ですね。

翌日はまずお寺に報告に行き、葬儀の日程を確認しました。もちろん人がやる事ですからいつなら出来るかなども相談は必要です。もう仕事は今週無理だと分かりましたのである意味ガッツリ段取りなどを決めるので若干普段の仕事みたいな感じになりました。斎場もそうですし火葬場の空きなども確認しますので住職と葬儀社さんで段取りを相談します。順序としては宗派によって違うと思いますが【枕経】→【通夜】→【葬儀】→【火葬】→【初七日】の順で法要などが行われます。

日程が決まったら葬儀社と色々なものの確認があります。まとめておきます。
【花と祭壇】→文字通り葬儀の際の祭壇です。お花の数や種類などで変わります。
【骨壺】→骨壺もシンプルなものから大理石など色々あります。外側のカバーも選びます。
【通夜と葬儀の際の食事】→人数分どの食事にするかを選びます。結構ゴツイ料理もありました。葬儀の際の影膳や住職の分の食事などは確認する必要があります。
【霊柩車の種類】→今はシンプルなエスティマなどがありそうしたのですが、おみこしみたいなゴツイリンカーンの霊柩車などもありました。
【送迎の方法(マイクロバスなど)】→斎場と火葬場を移動する際に使う移動手段としてマイクロバスなどは必要になります。
【もろもろの言づけ】→ドライバーさんや斎場の方などにいくらかお渡しするのですが、葬儀社さんによっては専用のポチ袋などを用意してくれますが誰にいくら渡すかなどは確認が必要です。
【遺影】→祭壇に置く遺影も背景の色や額などを指定します。そういうのに使えそうな写真を準備しておくのはやっておいた方がいいですよ。
【お骨をおく台】→火葬後に骨壺を置く台も必要です。うちには以前祖母の際に使った台があり、処分もしていなかったのでこれを使うことにしました。

こんな感じで細かいものまで指定しないといけないので結構大変です。もうこの頃には悲しいとかは後で段取りをスムーズに決めないといけないという感じでしたね。

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今回は家族葬でしたので日時の決定などもスムーズに出来ましたので亡くなって翌々日にお通夜が開かれました。お通夜の前に枕経というお経を読んでいただきその後お通夜を行いました。

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お葬式には司会の方がいるのですが、母の強い希望で悲しみを煽るような演出を極力排除してもらいました(笑)確かにあの演出とかいらないですもんね。音楽も流さないでと頼んでいたので比較的スムーズに行われました。その時使用した仏具についていた紐が父と母が作ったものだったそうで懐かしいと見ていました。こういうのも作っていたなぁ、と思い出せましたね。

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お通夜の後食事をいただきました。なんとなく父が好きそうなメニューだったのでありがたかったです。このご飯も結構贅沢なものですが下から2番目のメニューでした(笑)もっとゴツイのもありましたね。こういう時にはご飯ぐらいいいもの食べたいですもんね。

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突然といえば突然でしたが、結局亡くなってから2日後にはお通夜をするわけですから慌ただしいですよね。翌日にはお葬式ですので忙しかったです。