久々に見るような味のある駅ですね♪
東京の地下鉄やJRは2020東京オリンピックに向けて駅にナンバリングがしてあります。例えば東京駅だとJK26、など駅が番号で分かるようになっていたり、英語や中国語、韓国語などでの表記もあります。何かアレって機械っぽいというか、それも悪くないんですけど昔ながらのひらがな一択って感じの駅名の方が好きですね(笑)
駅名の下には【八木橋】と広告が入っています♪上熊谷駅が最寄り駅ですので当然かもしれないですね♪
ちょっと写真を撮ったりしていたら電車から降りた人は周りにいなくなってしまいました(笑)まあ、普通に見慣れている駅ならそんな事しないですもんね。
改札で切符を渡すと次の電車が来るまでは時間がありますので駅には人がいなくなりました。切符の自動販売機が1台置いてあるシンプルな駅ですが壁に貼られた様々な情報が雑然としていていいですね♪
車両持ち込み禁止手回り品、と書いてある看板をそんなに気にして見た事が無かったのですが、あらためて見ますと結構エゲツナイ物は持ち込んじゃダメよ、という内容でした(笑)まあ、他の人に迷惑がかかるようなものはダメっていう内容ですね(苦笑)
上熊谷駅は八木橋百貨店の最寄り駅ですが、イオン熊谷店もここが最寄り駅です。今は電車よりも車で買い物に行く人が多いんでしょうね。駅には看板がありました。
これが駅の外観です。意外だったのは駅名が書いていない事ですね。後で調べるとこの右側に書いてあったようですがこちら側にもあっていいんじゃないかとも思いました(苦笑)右側に道があるのでそちらから見えるようにつけてあるでしょうね。
パッと見駅っぽくないですよね、なんか。そういうのも味がある感じです。
上熊谷駅のホームは改札から線路を渡ったところにあります。電車が来ると踏み切りが閉まりますので安心です。なぜ単線なのに線路を渡るのか？といいますと以前は東武熊谷線があり、現在のホームの反対側に東武線が止まるようになっていたそうです。
この東武熊谷線は先日道の駅に行きました妻沼へ行く路線だったそうですが、昭和58年に廃線となったそうです。調べてみますとこういう歴史があった事が知れて楽しいですね♪
駅から八木橋百貨店までは徒歩で5分ほどの距離です。百貨店もあったので以前はもっと賑やかだったのかも知れませんが平日の午前中はそんなに人通りも無かったですね。
途中に小さな川があります。星川通りと書いてありますが、熊谷は戦災のあった場所でもありますね。これは以前お話をちょっとだけ聞いた事がありますが終戦の日の夜中に大規模な空襲があり、かなりの被害が出たそうです。このあたりは飛行場や工場も多かったので対象になってしまったようですが、その際被害が多かったのが星川地区だったそうです。
こちらではとうろう流しなども行われているそうですが熊谷空襲の鎮魂と平和を願うためのものですね。こういう事も来てみないと分からない事でしたので勉強になりました。あと一日違ったら、という気持ちはずっと残るでしょうね。
どうも以前の工事で農業用水の流れを変えたようですね。水が安定して使用出来るようになって川もキレイになったみたいです。このあたりは複雑なのでまた機会があれば勉強しておく事にしましょうかね。
この星川の水はそばにある星渓園の玉の池の水との事で、元々は湧水量は多かったそうですが地下水の利用増加や荒川の河床低下による地下水低下、という、まあ、水の量が減っちゃっていたみたいなのですが元荒川を暗渠にしたりして水量を増やしたそうです。今もゲリラ豪雨などがありますから治水というのが重要になっていますよね。
もうここだけでかなり熊谷についての勉強が出来ましたね♪街を知る事は自分の知識にもなりますしその街がより好きになりますので良い事ですよ♪
