カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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馬の博物館、その2。

馬の博物館ですが
大人の入場料は100円です。

そんなに大きい博物館ではないですが100円でしたら全然安いと思います。普段見れないようなものも展示してあるようですのでゆっくり見学したいと思います♪ 

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時間が時間なのでほぼ貸切状態でした。撮影禁止、というところがあれば止めておこうと思いましたが特に見当たりませんでした。多分大丈夫だと思いますのでいくつか展示物をご紹介いたしましょう。
まずはちょっとハデ目なシャツが展示してあります。
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こちらは何と伊藤博文の馬主服です。競馬ではこの服を着ているのは私の馬、と分かるように騎手の衣装を変更する事が出来ます。黄色地に黒い縦線は社台の馬、みたいに有名な勝負服があるのですが昔のものは結構シンプルですね♪
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競馬は明治時代ぐらいから組織化されてくるのですがやはり貴族の楽しみ的な感じですよ。根岸競馬は野外社交場って書いてありますもんね。馬の世話とかは結構お金かかりそうですもんね。
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元々天皇賞の前身である競争は根岸競馬場で行われたそうですが天皇賞で優勝した馬の馬主に送られる天皇盾の複製が置いてありました。これが自宅に置いてあったらかなり男前ですよ♪天皇賞の事を『春の(秋の)盾』と呼ばれるのはここから来ているんでしょうね。
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渋いところでサクラユタカオーの蹄鉄が置いてありました。父テスコボーイという今では渋すぎる血統ですが秋の天皇賞を勝利しております。有名な産駒としてはサクラバクシンオーですね。サクラバクシンオーは短距離に強かったのですが、先日まで活躍していたキタサンブラックのお母さんの父でもあります。競馬って血統の世界なのでこういうところが完全につながっていて面白いんですよね♪
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気になるミニチュアを発見しました。こちらは根岸競馬場のスタンドですね。
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この塔の部分など一部がまだこの公園内に残っています。現在は立ち入り禁止になっているのと、スタンド側は米軍の敷地内なので通常は見る事が出来ないそうです。
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こんな感じで昔の競馬関係の展示物も多いのですが別のところでは急にこんな感じになっていて驚きます。
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馬と人が一緒の建物で生活していたところを再現してあります。この建物は曲家ですね。ホンモノを南会津で見た事がありますが、あれは牛だった気がしますね。
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こういう家ですが、冬は寒そうですよね。家の中に囲炉裏がある、という事はそこまで密閉されていないという事ですもんね。それでも外に馬小屋があるよりは暖かい空間になるでしょうから、人と馬や牛が一緒に住むっていうのはなかなか趣き深いです♪
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馬は人が住んでいるスペースとはちょっと離れたところに住んでいます。今だったら車庫スペースみたいなところですよね。横を向くと馬が見えるのはなかなかですね♪
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馬、結構大きいですね。この頃の馬は農耕馬なのでもう少し小さいかもしれませんが家にこのぐらいデカイ動物がいる生活っていうのも不思議ですね。
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競馬の馬もニワトリと一緒に生活すると性格が優しくなる、と聞いた事があった気がします。鶏も逃げちゃうといけないので馬小屋に住まわせるといいでしょうね。
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近づいたら謎のPAが流れていました。別に馬がいななくわけでもなく、なんかガザガザいうだけなのですがこんなイメージなんでしょうね(笑)
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子供さんが見に来てもここは楽しそうですね♪