余裕がある時には
普段気にしないものが見えてきますね。
整骨院帰りにどこかに行こうと思いましたがインフルエンザも流行っているので人ごみには行きたくなかったんですよ。比較的昼間のお寺っていうのは人もいないので最適な場所でしたね。
せっかく来ましたので境内に置いてある石碑が気になりました。石碑って意外と勉強になりますので今度どこかへ行ったら気にしてみてください♪
かもめの水兵さんの楽譜が書いてある石碑は河村光陽先生記念碑、と書いてありますね。
河村光陽さんは戦前・戦中の作曲家の方ですね。
かもめの水兵さん、も聞いたことがありますが『うれしいひなまつり』の方が有名かもしれないですね。『あかりをつけましょぼんぼりに~』の歌は聴いた事ありますよね♪こんな有名な曲を作った方の石碑が急に置いてあったりします。
楽譜が書いてある石碑はもう一つありました。
こちらの小出浩平さんは『こいのぼり』の作曲家で、たくさんの校歌を作曲されたり現在の天皇陛下に音楽の教育係を努めたりとスゴイ方だったそうです。音楽教育にも大変影響のあった方との事でここに石碑が作られているそうです。
普通にこういうスゴイ方の石碑が置いてあるのでボンヤリしているとビックリしますね。内容によっては難しすぎて読めないものもありますが、写真などを撮っておくと後で検索出来ますし調べると勉強になりますよ♪
石碑の横に古い建物があります。これも今までは気にした事がなかったですが、やはり大人になったからでしょうね。この建物は何かある気がします(笑)
扉の上にある彫刻がちょっと漫画みたいに可愛らしいのですが物凄く細かいつくりになっていますね。荷物を載せた馬だったりお坊さんらしき人もありますが、これはかなり難しい彫刻だと思います。
横に置いてあった看板を見ますと文化元年に立てられた蔵です。200年以上前の建物だったんですね。元々はもっと前に建てられたそうですが一度燃えてしまったので作り直したのがこちら、という事ですね。
太平洋戦争の頃に一度ほとんどのものが燃えてしまったそうですが、山門と経蔵は残ったそうです。そうですよね、空襲があった際はこのあたりもかなり燃えた、という話を祖父に聞いた事があった気がします。
形あるものはいつか無くなってしまいますので、見れるうちに見ておきたいですね。