流石に1年経つと色々変わりますね。
パッと見はそんなでも無いんですけど。
越生駅は東武越生線とJR八高線が乗り入れていますが都心の駅とは違いますので平日の昼間はそんなに人もいないです。この辺りでもやっぱり移動は車という人がほとんどだと思いますので電車の利用者は年々減っていくのは仕方ないですね。ちょうどお昼の時間でしたのでガラーンとした感じの越生駅に到着しました。
越生線はここで折り返しなのでしばらくすると止まっていた電車が出発します。入り口のところには【こっちが先】と表示がありますのでバクチで駆け込んだ電車の反対側が出て行ってしまうような事はありません(笑)なんなら駅員さんが『乗りますか?もう出ますよ』と声をかけてくれたりするぐらいです。優しいですよね♪
さて、改札に・・・と思って通路を見たところ、知らない間に自動改札機が設置されていました。以前はこの先にある駅舎に駅員さんがいて、切符の人は見せて出ていくようになっていましたがかなり変わりましたね。基本的に地方の駅はスイカのタッチ部だけがあって自動改札にはなっていないところが多いのですがここは終点ですしね。越生線は各駅そこそこ大き目なしっかりとした駅なので越生が極端に小さいなあ、と思っていたぐらいでした。
自動改札機がありますので乗り越しの清算やチャージも出来ます。なんですかね、何か似合わないというか軽い違和感を感じます(苦笑)でも自動改札機がある方が便利ですもんね♪
越生駅の東武線ホームは細いので何となくですがコンパクトにまとまっていますね。これも何となく違和感を感じますがこのスペースなら仕方ないかもしれないですね。
越生に来たら確認しておこうと思い、今度は八高線のホームに向かいます。
先日の台風で八高線の寄居から藤岡へ向かうところにあります神流川の橋がズレてしまったため現在通行出来ない状態になっており、高麗川~寄居間は本数を減らして運行しているとの事です。寄居から北藤岡までは11月下旬予定の再開までは代行バスを運行しているそうで影響の大きさが分かります。こんな事を言うのはアレですが、埼玉のダムってそんなに大きな被害があったのはあまり聞いた事が無く、今年の大雨は今までに見た事も無いような影響が各所に出ていました。それだけ環境が変わってきているのかもしれないですね。
現在は大体1時間に1本のペースで運行しているようですね。寄居から北藤岡は他の交通手段があまりない地域ですので早い復旧を望んでいる人も多いと思います。
どうも今年になって寄居駅は無人駅に変更されたそうで以前駅員さんのいた駅舎は路線図や券売機が外されていて寂しい感じになっていました。
以前駅員さんたちがいたところはシャッターが閉まったままになっています。最近はこういう古いスタイルの駅も減ってきたのでちょっと寂しいですね。
待合室の雰囲気もドラマに出てきそうな感じがしますが、この先は取り壊されて立て直しをするかもしれないですね。
並んでいる椅子も誰も座っていなくて時が止まったようになっています。
駅の形は色々ありますが、利用者によって変わるものです。もしかすると次回来る時には全然違う形になっているかもしれないですね。
たった1年ぶりでこんなに変化していてちょっと驚いたと共に、次回来た時の変化も楽しみにしていたいと思います。
駅の形は利用する人が使いやすいのが一番ですからね。ただ何となく懐かしい雰囲気のある越生駅も忘れたくないですね。