やっぱり山梨に行ったら
武田神社には行きたくなりますね♪
前回もお邪魔しましたがもう少し見学したかったので再度武田神社に行ってきました。今回は日曜日でしたので観光客の人もかなり多かったですね。
武田神社は甲府駅前から山の方に伸びている道の先にあります。元々武田家のお屋敷があったところです。武田家は躑躅ヶ崎館を本拠地にしておりましたので信玄公もここに住んでいた事になります。ですので信玄公が天守閣にいて遠方を見ている、という描写は『おや？』と思うわけです。やはり御屋形様は館にいてこそですよ(笑)
以前行った時には無かったのですが、新しく出来た武田氏館跡歴史館が建っていました。今年の4月にオープンしたそうで『あれ、こんな建物あったっけ？』と思いましたが前回は1月末にお邪魔したのでまだ完成していませんでした。
キレイな建物は信玄ミュージアムと呼ばれているそうです。ここで偉いのは信虎・信玄(晴信)・勝頼の武田氏三代がここで過ごしたという事で資料などが整備されているそうです。信虎・・・大河ドラマの風林火山を見た人ならちょっとアレなイメージがあると思いますが、そうは言っても武田家の礎を気付いた方ですから仕方ないですよね(苦笑)
武田神社に参拝する頃にはお天気も良くなりまして雲一つない青空、といった感じです。日差しが強くてジリジリするぐらいでしたが、やはりここには澄んだ空気が流れていますね♪
神社としては比較的新しい大正８年に創建されたそうですが、徳川の世に信玄公をお祭りするっていうのはちょっと無理だったようでその後武の神様を祀る・・・アレ、それって信玄公じゃね？という機運になり(苦笑)やっと大正になって神社が出来るわけです。隠れキリシタンじゃないですが、山梨の人はほとんど信玄公のファンですから、やっと江戸時代が終わって表立って言えるようになったわけですよ。これが無かったら信玄餅とか食べられなかったかもしれないですからね(苦笑)
御朱印は集めていないのですが、武田神社の御朱印も人気でしたね。最近は神社やお寺を巡って御朱印を集める人も多いと思います。何か目的があると人って行動しやすいですからね。
結構神社仏閣には行く方なのですが、武田神社の雰囲気っていいんですよ。もし山梨に行く事があり、パワースポットを探しているようでしたらぜひ行ってみてください。場の空気っていうか、いるだけで清らかな感じになりますよ、多分。
本殿の横に変わった石を祀ってある場所がありました。コケが生えていますね。
こちらは【さざれ石】との事です。小さな石が固まって出来ているのがさざれ石、との事で君が代にも出てきますよね。こういうのもパワースポットっぽいですよね。
境内にあります能楽堂も雰囲気があっていいんですよね。ちょうどお宮参りで訪れていた人たちもここで記念撮影していました。いいですね、立派な子に育ちそうです♪
今は神社ですが基本的に戦国武将の屋敷跡なのでちょっと横にそれるとあんまり神社っぽくないスペースがあります。
神社に堀ってあんまり必要無いですもんね。大規模なお城ではありませんが周囲は堀で囲まれていたり、石垣があったりするのが屋敷跡なんだなぁ、と実感出来る部分です。
今は防衛のため、というより神社にある池みたいになっていますが大きな鯉が泳いでいてどこから来たのか白鳥も優雅に泳いでおりました。
ちょうど仕事の電話に出て話をしていたら、奥にいた白鳥がこちらに向かって飛んできまして若干ビックリしました(苦笑)今度は紅葉の時期にもお邪魔したいですね♪
