カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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赤羽駅前の稲付城跡。

一番身近な城跡には
何故か行ってない事に気付きました。

東京都北区赤羽、と言えば漫画やTVドラマにもなった不思議な街です。自宅から一番近い賑やかな街なので子供の頃からよく遊びに行ってましたし、高校はこのあたりなので無駄にこのあたりは自転車でブラブラしていました(苦笑)

赤羽は駅のところが一番低いところになっています。荒川寄りの東側は同じ高さなのですが、逆側の西口には急な坂があるところがありましてアップダウンが結構あるんです。こういう片側が崖になっているところってお城多いですよね。赤羽駅からちょっと歩いたところにあります静勝寺は元々太田道灌の立てた稲付城だったところです。 

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あれだけこの辺りを自転車でウロウロしていたのに初めてここに来ました(笑)元々この辺りは断崖絶壁に急坂だったり長い階段があったりします。ルートによっては割と緩い坂道を登ってもいけるのですが間違ったら大変な事になりますね。

ja.wikipedia.org

赤羽に行った事が無い方はこの地図で右側は比較的整備されているのが見えますが、駅の左側の『あれ、何か変な曲線』という部分をよくご覧ください(苦笑)。 

 

この辺りは本当にアップダウンが凄くて自転車で降りるのにも直滑降のようで怖いですし、登るのは絶望的なほどキツイです(苦笑)高校の頃にはこの裏手ぐらいに駄菓子が売っているプラモデル屋さんがあってよく立ち寄っていましたね♪

ここ稲付城ですが、やはりここも江戸城と同じく太田道灌が築城したといわれているそうですね。この先に宿があったり関があったりしたそうですのでここに城を築くのもわかるところですね。
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なかなか渋いところなのですが、下の道からの階段はこんな感じでかなり急です。
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ここには太田道灌の座像が安置されています。無くなってから250年後に座像を制作されたそうですよ。太田道灌は埼玉県の越生にもゆかりがあり、大河ドラマへ!とのぼりも立っていましたが室町時代後期に活躍した関東の戦国武将です。戦国時代よりも前の武将なので天下統一には絡んでいないのですが日暮里駅前にも銅像がありますし埼玉や神奈川にも銅像があるほど関東地方では人気の武将です。
大河ドラマにするには・・・ちょっと問題がありまして。最後暗殺されてしまうんですよね(泣)あと、この頃の関東の武将ってある程度勉強とかした人でないと知らない人ばかりなんですよね。長尾家とか千葉氏とか関東管領の上杉氏とか、関東で地元の博物館や史跡に行ったらよく聞く名前なんですけど大河ドラマにするには華が無いかと思います。一応ですが個人的には興味がありますけど、視聴率を考えるとちょっと(苦笑)
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こちらの道灌堂は月命日であります26日には開いているそうですので見る事も出来るようです。太田道灌って関東ではホントに人気があるんですよ♪
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現在はお寺ですのでこの日も法事があったみたいです。静かで良いところですのでお近くの方はぜひ立ち寄っていただきたいですね♪
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別の入り口には東京都の指定旧跡にもなっていますので案内板がありました。しかしこの内容もあらかじめ勉強しておかないとチンプンカンプンですよね(苦笑)ちなみに上杉謙信の上杉家は山内上杉家でこちらに書いてあるのは扇谷上杉家上杉謙信は元々長尾景虎で・・・なんて事を学んでいくと何となくジワッと分かるかと思います(苦笑)
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坂はキツイですがホントに駅前なので見学はしやすいと思いますよ♪
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普段こういうところは気にしないとただのお寺でしかないですが、GoogleMapを見たりすると色々勉強になったりします。意外と近所の事すら知らないものですからね(苦笑)