親の趣味が子の将来に関係する事は結構あるものだと思います。
アオキの父はカメラのコレクターでしたので身近にカメラがある環境で育ちました。それはカメラ屋になった事を考えると良い環境だったと思います。
変な話ですがアオキ兄は全然カメラや機械的なモノに疎いので、そういう事に興味がある息子になれて良かったなぁとも思います。
割と日常的に変わったカメラに接していましたので謎の小さいカメラも人に見せると『何それ?』と言われますがアオキ家には結構ゴロゴロ転がっているのでそんなに不思議とは思わないのも変な話ですね(苦笑)
これらの豆カメラは終戦後に海外へのお土産として作られたカメラで、実際にフィルムを入れて撮影する事も出来る優れものです。それ以外にも小さいカメラを物凄い数所有しておりまして、その中でも一番使っているのはミノックスですね。
逆に言えば高校時代のアオキ少年は普通の35mmカメラを使っておりましたのでこんな小さいカメラがあっても使い道無いじゃん、と思っておりました(苦笑)
今見ると赴きがあって面白いですよね♪
戦後に作られたカメラですので材質はそこまで良い物ではないですが、このサイズで精巧に作られていてちゃんと撮影出来るのは脅威的だったと思います。ちゃんと距離を合わせて絞りやシャッタースピードを変更して撮影出来たりもするのが凄いですね。
その後写真学校時代にアルバイトしていたカメラ屋に就職する事で今に至るのですが、たまにカメラ屋になって良かったなぁと思います。多分、こういった物の価値が分かるのは家族で自分だけなんですよね。母からすればガラクタですし兄からすれば謎の物でしかないので『面白いよね』と思っているのは多分アオキだけです(苦笑)
大抵はこういうカメラ型なのですが一部オペラグラスカメラなんかもあったりスパイ的なカメラも普通に並んでいたりします。このハンケンというカメラですが、元々RICOHが出していたステキーをスパイカメラとして販売されたカメラです。何で持ってるんですかね?(笑)
たまたま『ちょっと豆カメラ見たい』と言っただけでゴロゴロ出てきたのが面白いですよね。こういうものは見れる時に見ておくべきですね♪
後で分かりましたが、先ほどのハンケンの元になっているステキーのアップグレード版でありますゴールデンステキーも置いてありましたね。16ミリフィルムを採用したミニカメラですが、使いやすくアメリカで大評判になったそうです。
この歳になっても、知らない事は結構たくさんあるんですよね。
新たに得た知識は出来るだけ復習するようにしています。
今回のブログはそんな復習のようなものです。
勝手にはいじれないですが、そのうちこれらのカメラも撮影に使ってみたいですね。
まずはフィルムのカットから始めないといけないのでしばらくはやらないと思いますよ(苦笑)