カメラ屋元公式中の人 アオキのブログ

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与謝蕪村の歌碑【宇都宮散策】

 せっかく来たのですから
色々勉強になりそうなものも見学しましょう。

本殿の横にある社務所のところに古い木片が置いてありました。 

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この木は明治10年に建立した際に使われていたケヤキの土台との事です。さすがに142年経つとこのぐらい痛んでしまうものなんですね。
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このぐらい神聖な場所に100年以上あった木ですから、パワーはあるでしょうね。ボロボロの木片ですが何となく手を置いてみますと気を感じますね。もちろんそんな能力は無いので気のせいではあります(苦笑)
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社務所の横に階段があります。なんかトンネルみたいになっていますが、こっちからでも降りられるんですね。
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蕪村(宰鳥)句碑、と書いてありますね。与謝蕪村ですか。こういうのが一番知識無いですよ(苦笑)でもこういう時ですから色々と調べるとまた新しく知識がつくものです。とりあえずウィキペディアをチェックしておきましょう。

与謝蕪村 - Wikipedia
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宰鳥、は与謝蕪村が名乗っていた俳号ですね。俳号・・・憧れあります(笑)大阪で生まれて江戸に出たけどその頃はあんまり江戸の俳句界はイイ感じじゃなかったんでしょうね。その後茨城県の結城に住んでいる先生に師事し、東北を周って俳句を読んでいて、師匠の娘婿さんの住む宇都宮で居候していた時にまとめた歳旦帳で初めて蕪村、と名乗ったそうです。その後京都に戻ったそうですが宇都宮にいた事は間違いないですね。
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句碑の案内板がありました。あくまでアオキが噛み砕いてまとめますと『蕪村さん、こんないい俳句宇都宮で詠んでるんですよ。それなのにみんな知らないんです。だから句碑作りましたので『ああ、いい俳句だなぁ』と知ってもらえれば嬉しいです』という内容です、多分。そうだとしたら蕪村顕彰会さん、男前ですね♪
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調べたら以前の句碑の様子も見つけたのですが、この案内板が無いので『お、おん』としかならない感じでした。確かに句碑とか歌碑って純粋に『何が書いてあってどういう意味なのか分からない』って事ありますよね。仕方ないですよ、そんなの勉強してこなかったんですから(苦笑)
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しかしちょっと横道に入っただけで誰も来ないですね。味のある休憩所に入って座っていたのですが静かな時間が流れていました。
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もしこのブログを見て、宇都宮の二荒山神社へ行かれる事がある方はぜひこの句碑を見ていただきたいですね。誰も見てないので『ほほぅ・・・』とか言わなくても大丈夫ですよ(苦笑)こういう事で知識が増えるのは大変良い事ですから♪