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【ざっくり平家について説明】平家の里を見学、その4。

せっかくですので平家についても勉強しておきましょう。

 

こちらはかの有名な平清盛公の像です。 

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平清盛については色々な本だったり大河ドラマだったりでご存知の方もいらっしゃると思いますが知らない方向けにお得意のざっくりまとめでご紹介します。

・武士ですが太政大臣まで上り詰めた人です

・生まれは1118年ですので生誕900年です

厳島神社を作った人です

・お金の流通の基礎を作った人です

・宋と貿易をしていました

・悪い人とのイメージがありますが歴史によるものでそこまで悪人ではなさそうです

 

では平家の歴史などがまとめてある建物に行ってみましょう。 

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大きな絵があるのですがこちらは平敦盛の絵です。 

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平敦盛は清盛の弟の子です。笛が上手な美少年でしたが一ノ谷の戦いで亡くなってしまいます。ただカッコよかったので何故かここに紹介されております(苦笑) 

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色々調べましたが湯西川とは直接的な関係は無いみたいです。ちなみに平家の人の名前は『○盛』さんが多いのでたまに分からなくなります。

そういえば電車の料金をごまかして乗る事を『キセル』や『薩摩守(さつまのかみ)』と言う事があります。キセルは先の部分と口のみ金属を使っているので『最初と最後しか金を使ってない』という意味です。

では薩摩守(さつまのかみ)は、と言いますと平清盛の弟であります平忠度(たいらのただのり)の官位が薩摩守だったため『タダ乗り』=無賃乗車の事を指しています。平忠度も一ノ谷の戦で亡くなっていますがそれは偶然で平家あるあるとしてこの話を書きたかっただけです(笑) 

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こちらに展示してある鎧兜は吹き返し部分が大きいですね。逆にもっと最近に作られたものかもしれないです。でも馬の鞍につけるアブミ(足を置くところ)もありますね。

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でもこういう鎧兜、結構好きなんですよね。逆に頭の上にデカイのが付いている兜はあんまり好きじゃないです。のれんとかに引っ掛けそうで(笑) 

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そしてやはり平家と言えば平清盛ですよね。意外とリアルな感じの像が置いてありました。 

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大体の人の平清盛のイメージはボウズ頭だと思いますが出家してからこんな感じになったようです。あくまで大河ドラマでのお話ですがある日出家して皆が驚くというシーンがありました。結構武士の人は出家するケースって多いみたいですね。これも大河ドラマですが武田信玄も出家していたと思います。歴史って文章とか言い伝え、後は木像などでしか分からない事も多いのでどんな雰囲気だったかは分からないですよね。坂本龍馬とかになると写真があるのでイメージがつきやすいですが難しいところですね。 

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平氏家系図が書いてありました。平・・・と検索すると清盛か将門が出てくると思いますが将門は清盛の7代前の兄弟の子ですね。

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清盛像と一緒に並んでいるのが娘の徳子ですね。高倉天皇の奥さんでしたが壇ノ浦でお子さんとお母さんが亡くなってしまい自分は生き残ってしまいます。なかなか辛い立場でしたね。

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ここに平家と言えば、というアイテムが置いてあります。 

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あの平家物語です。

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらはす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛きものも終には滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ』の冒頭で有名ですね。子供の頃暗記させられましたから今でも覚えていますが勢いがあっても変わってしまうもののたとえでよく使われますね。

 一応気になって調べたらAmazonでも購入出来ますね♪

平家物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

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結構冒頭しか知らない人も多いと思いますので読み返して学ぶのも悪くないですね♪ 

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この辺りは定かではないですが、どうしても敗者は後で悪く言われるものです。真田幸村の話が明治になってから人気になったのは徳川を苦しめたお話でしたから、直近の敗者に対してちょっと大げさに悪く言うものですね。プロパガンダっていうものだと思いますが後でそれはホントだったのかな?と調べてみるのも悪く無いですよね♪