『あの花』の中ではみんなでかくれんぼしたお寺ですよね。
実際に行ってみると小さいお寺なのですがちょっと異世界的な雰囲気のある良いお寺でしたよ♪
秩父から国道299号を長瀞方面に住宅街を進んで行きます。この道は秩父橋を渡って長野方面まで繋がっているのですが15分、20分ぐらい進んだところですかね?GoogleMapで確認していたので大丈夫でしたが急に看板がありました。
地図上ではここを曲がって・・・と思っていましたので大丈夫でしたが民家のところにフワッと案内版が書いてありました。
最近では長瀞でかき氷食べよう、とか温泉に行こうなど秩父に遊びに来る人も増えたと思いますが以前はやはり札所巡りが秩父観光の軸だったと思います。最近はスマホがあってGPSでどこだか分かりますが以前は完全に地図を見て行くしかなかったのでこういう看板が無いとあさっての方向に行きかねなかったと思いますね(苦笑)
突き当たりまで行ったらまた看板がありました。
スマホで確認していますがやはりこういうものは現地で見たものを信用したいですよね。軽くうなづいて右に進んで行きますと立派な石碑がありました。
ここ自体は畑の中にあってお寺は少し先にあります。その分隠れ家的な雰囲気が増すのですが確かにここに石碑が無いと通り過ぎてしまいそうなところですね。
進んでいくと想像していたより小さいお堂が見えてきました。木々に囲まれているのでやや薄暗いですがおどろおどろしい、という感じではなく静かなイメージですね。
日陰でしたがそこそこ暑いのでちょっとグッタリしていますが記念撮影をしておきました。多分30年ぶりぐらいにここに来ましたので(笑)
天井にも絵が書いてある立派なお寺です。
壁にかかっていた絵ですがこのお寺の名前の由来について記載されています。
壬生良門、というお殿様の家臣の林さんという部下がちょっとカチンとくる事を言ってきたのでクビにした事があり、後でこの地に壬生さんが来た際に対応してくれた小坊主さんがその林さんの息子さんで『ああ、あの時勢いでクビになんかしちゃって悪かったなぁ』と思いお寺を建立して林さんの名前を付けて定林寺にしたんです、という事が書いてあります(現代的に書きました(笑))
勢いでそんな事しちゃいけないですよ、ホントに(苦笑)
定林寺の場所なのですがちょっと段差があるところにあって周りが木が生えていますのでここだけ別世界というか外部と遮断されているような不思議な空間です。
子供たちが集まって色々おしゃべりしたり遊んだりするにはちょうど良いでしょうね。
案内板があったので見てみますと、先ほどの絵に描いてあったお話が若干変わっています。お寺は林さんの息子さんが建てた、担っていて壬生さんはクビにしただけのお殿様になってますね(泣)事実はもちろん分からないですが前者ならそこそこ良い人ですが後者なら最悪ですね(苦笑)
ここの絵馬は超平和バスターズの6人の絵が書いてあるようですね。最近は絵馬に認めるお願いも多種多様化していてチラッと見ていると謎のお願いも書いてあったりします。アニメのロケ地に行くと絵馬を見ているだけでも楽しいですね♪
絵馬などはこのお堂の奥にある建物で販売されています。ポスターなども売っているようですね♪あの花は放送されていたのは2011年ですから7年経った今もこのように愛されている作品なのは嬉しいですね♪
お堂の横から次の目的地へ向かうところ、あじさいが咲いていました。こういう古いお堂ともあじさいは合いますね♪
ちょうど空いていましたので以前からやりたかった札所の小坊主さんと記念撮影しておきました(笑)四国の札所にもこの看板があるのですが、何か良い味出しているんですよね♪
結構歩いてきたのと純粋に気温の暑さでかなりグッタリしていましたが、まだ先に進まないといけないので水分を補給して歩き始めました♪